枯渇肌とは
肌の乾燥がひどくなってきたり小じわも気に
なる、重力に負けて顔がたるんで来てほうれい
線も深くなったりしていませんか?
化粧水や乳液、クリーム、美容液、いろいろ
試してみても、いまいち効果が感じられない
肌ではありませんか?
そんな肌のお悩みは「枯渇」が原因かもしれ
ませんよ!
枯温肌とは、、、表皮、真皮と呼ばれるお肌
の層ごとにある、きれいな肌を保つための潤い
の弾力のもとが、枯渇してしまっているお肌
のことです。
肌を乾燥から守っている「天然保湿因子(NMF)」や、肌のハリや弾力を保つ「コラ
ーゲン・エラスチン」が加齢によって肌で作
られづらくなり、目に見えて乾燥、しわ、た
るみなどが増えてくるのが「枯渇肌」の特徴で
す。
天然保湿因子(NMF)…肌の外側の表皮層で
肌を乾燥から守っています。水と結合すると
「とても蒸発しにくい水」となり、肌の乾
燥を防ぎます。
天然保湿因子は、肌のターンオーバーの過程
で作られ、年齢とともにターンオーバーの周期
は長くなるので、天然保湿因子が作られる機
会も少なくなり、肌が乾いてしまうのです。
ターンオーバーの周期は、約28日とされてい
ますが、それは20代の前半までです。自分の
年齢×1.5が実際のターンオーバーに近い周期
です。
シワやたるみの原因
線維芽細胞(真皮線維芽細胞)は皮膚の真皮
にある細胞で、美肌の元となる成分(コラーゲ
ン・エラスチン・ヒアルロン酸)を作り出す
重要な役割を担っています。私たちの肌は、
線維芽細胞の働きが活発だと新陳代謝がスム
ーズに行われ、ふっくらと弾力のある健康な
肌を保つことが可能とされています。
しかし、紫外線や乾燥、活性酸素などによっ
て新陳代謝が鈍り、線維芽細胞の働きや細胞
の数が減ると、コラーゲンやエラスチンが不
足し、ヒアルロン酸が失われ肌は弾力を失い
水分が減少していきます。その結果、真皮組
織が緩んだ状態がシワやたるみとなって表れ
ると言われています。
40代からの枯渇肌への対策は、外側からだけ
ではなく、内側からのアプローチが必要です。