J-REITとは⁉️

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J-REITとは?

多くの投資家から集めた資金で、オフィスビルや商業施設、マンションなど複数の不動産などを購入し、その賃貸収入や売買益を投資家に分配する商品です。不動産に投資を行いますが、法律上、投資信託の仲間です。

もともとは、REITという仕組みはアメリカで生まれ、「Real Estate Investment Trust」の略でREITと呼ばれています。これにならい、日本では頭にJAPANの「J」をつけて「J-REIT」と呼ばれています。

JREITは投資信託の仲間ですが、証券取引所に上場されており、取引所を通じて売買ができます。そのため個別株式とよく似ています。

投資家は不動産を保有、運用している不動産投資法人に対して投資を行います。投資法人は不動産の運用を行い、得られた収益(主に賃貸による収益、売買による収益)を投資家に分配金として支払います。


他の投資商品との違い

分配金目当てに投資されることが多い
不動産に投資するため、景気変動の影響を受けにくい部分がある
現物の不動産と違って売買が楽
現物の不動産と違ってレバレッジ効果を得にくい

 

JREITは、株式や債券、投資信託と複合してポートフォリオに組み込まれることが多くなります。高利回りを狙いながら、分散投資のために投資対象候補として選ばれることが多いという事です。

Jリートの指数に連動するETFであれば、少額からの購入ができますので、少ない金額でリートに投資したいという方はこちらも検討してみましょう。

 

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一般的な不動産投資とREIT投資との違い


一般的な不動産投資とREIT投資、どちらも不動産に投資をして、賃貸収入や売買による差額から利益を得ようとするものです。しかしこの2つの間には、大きな違いがあるので確認しておきましょう。

 

・購入時の違い
まず一般的な不動産投資では、自分で投資対象となるマンションなどの不動産を探し、ローンを利用するなどして購入します。

REIT投資では、投資家が購入するのは、REITが発行する投資証券です。投資対象となる不動産はREITが選定し、購入・運用します。個人投資家が自分で、ひとつの物件を選んで購入するというのは、資金面からも難しいところがあります。REIT投資であれば少額から始めることができ、複数物件への投資も実現できるでしょう。


JREITは不動産を投資対象としているため、企業の株価とは違った要因で価格や配当利回りが変化します。また、現物不動産とは違い比較的リスクを少なく、少額から始められるため、手軽な分散投資の手段となるのがメリットです。