紫外線というと、色が黒くなる、シミになるというのが一般的なイメージ。ですが、それより怖いのは「肌の黒くなる一時的な日焼け」よりも、「日常の弱い紫外線」でじわじわと起こる「肌の老化」のほうです。
しみだけではなく、シワ、たるみ、黄くすみなどの肌老化を引き起こします。
この肌老化を起こす紫外線は一年中降り注ぎ、雨や曇りの日も、私たちのお肌をじわじわ老化させていきます。紫外線であるUV-A波とUV-B波は1年中降り注いでいるので、日焼け止めは季節を問わずに毎日塗るようにしましょう。
地上に降り注ぐ紫外線の量が最も多いのは、実は夏至の前後の5月～7月にかけてなのです。
日焼け止めは、塗った瞬間から効果を発揮するのではなく、15～30分程度で肌になじみ、紫外線を防ぐ効果を発揮するようになります。 そのため、外出の直前に塗るのではなく、出かける30分ほど前には塗っておくと良いでしょう。
日焼け止め成分には肌を乾燥させる作用があるので、スキンケアをした後､5分くらい待ってから､しっかり保湿してから塗ることで、乾燥によるカサつきを防ぐことができます。
紫外線は季節や天候を問わず一年中降り注いでいるため、毎朝のスキンケアのルーティンに取り入れるのがおすすめです。
ちゃんと塗っているつもりでも、意外とムラになったり、薄すぎたりときちんと塗れていないことが多いUV。塗りムラを防ぐ為､とにかくたっぷりと塗りましょう。
間違った塗り方＆使い方をしていないか見直しをしましょう。
昨年の使い残した日焼け止めの使用はNG。
開封後は、中身が酸化し劣化するので、できるだけ3か月以内には使い切るようにしましょう。
日焼け止めはクレンジングを使って落とすことが重要です。特にSPF・PAの数値が高い日焼け止めは、洗浄力の高いオイルクレンジングを使うのがおすすめです。オイルクレンジングは肌を乾燥させやすいので、かならず保湿も忘れずに行いましょう。
どんな高級な美容液やクリームに頼っていても、まずは肌老化の大きな原因である紫外線をカットするのが健康美肌の第一歩です。未来の自分の美肌への投資だと思って、ぜひ習慣化してくださいね。
